駐車場で隣の車のドアにぶつけてしまったとき:
自動車のドアを、隣の車にぶつけてしまった際の対応について解説します。
ドアパンチとは、自分の車のドアを、他人の車のドアにぶつけてしまう事です。 *傷をつけたり、へこませたり、塗料がついてしまうことがあります。
この記事では、駐車場での出来事や警察への連絡について詳しく説明します。
万が一、このような状況に遭遇した場合、冷静な対応が重要です。
1. ドアパンチの確認と謝罪:
- ドアパンチに気づいたら、まず相手がその場にいれば謝罪しましょう。 *その場にお相手がいない場合は、まず警察へ連絡することです。 *自宅賃貸アパート駐車場であれば、管理会社へ連絡することで、お相手の連絡先を教えてもらうことが可能か、確認いただくこともできるでしょう。
2. 警察に連絡:
- 警察に連絡することで、事実を正確に記録してもらうことが重要です。 *停車中の出来事も警察へ連絡します。
- 警察署の電話番号は「警察署 XXX区」などで検索するとわかるでしょう。
3. 警察への報告手順:
- 現場で警察の到着を待ち、車検証、自賠責保険証、免許証、氏名、電話番号を提出します。
- 警察の判断により、事故になるかならないかが決まります。 *事故と判定されない場合は事実記録のみの対応となります。 *場所にもよると思いますが、私が遭遇したケースでは数十分程度でかけつけてくれました。
4. 事故判定と保険会社への連絡:
- 事故判定が出た場合は、自動車保険会社へ連絡し、指示を仰ぎます。
- 事故と判定されない場合も、事実記録を保険会社に報告しましょう。 *傷の修理などが必要となる可能性があるからです。
5. 当事者間での話し合い:
- 任意保険の契約内容によっては、保険会社がやりとりを代行することもあります。
- 修理の必要性や費用について相手と確認し、保険を利用するかどうか検討します。
6. 初期対応後のドア修理:
- 修理が必要な場合は、お互いの合意のもと、修理見積もりを取得し、保険会社と相談します。
- 小さなキズでもディーラー見積りの場合、10万程度は覚悟が必要と思います。
- 保険会社へ連絡したからといって、必ず保険を利用しなければならないということはありません。保険会社担当の方と保険料の上昇率を加味して、自費か保険か、どちらが有利となるか修理費額によって相談することができます。
- 費用の振り込みは、相手の銀行番号を得て行います。
さいごに:
程度によりますが、軽度のドアパンチでは事故認定がない場合もあります。事故と判定されなければ、その後に不安は残りませんし、事故と判定されるような事案であれば素早く警察と保険会社へ連絡し、対応が必須となります。正確な手続きと相手との誠実な対応が、後々の問題を回避するために重要です。同様の失敗を防ぐためには、対策グッズもあるので導入を検討するのもおすすめです。